★2010.01.04
vol.7 「ASPIRATION IN MY BLOOD」

イメージを形にすること。

現在、私の前に立ちはだかる見上げる程に高い壁。
10月に個展を開催してからというもの、その中で起こった出来事や出会った人々に本当に大きな影響を受けた。

暗闇を這いつくばり、心の腐蝕を餌に蠢めくウジ虫のごとき制作。
そこから生まれてくるものは健康的であるはずもなく、常に汚濁した吐瀉物をかき集めてできたような作品。
勿論、今までの制作に関しては、そのスタンスで良いと思っていたし、きっとすごく心地が良かったのだ。そういった意味で心身を削っていることは自覚をしていたし、絵を描く=自傷行為に近いものであった。
「描く」という行為に関して、私はそれしか知らなかった。

ところが一変。
いままでの世界を「闇」というのであれば、全く逆の「光」の世界があることを知った。

「光の世界」なんていうと、大げさに聞こえてしまうかもしれないけれど。
私が一番好きな自分でいられる場所、人間らしくいられる場所、あらゆるものに感謝の気持ちを持てる場所。
色彩豊かな、やわらかくって、あったかい、光の世界。

自然発生的に生まれてくる安らぎの中に包まれて、目に見えないものとの意識の繋がりをもつ。
魂が感じた想念で行動を起こせる、壮大な世界。
ほんの少しだけど、自分の中に「光の世界」を感じることができるようになった。

今の私は闇の世界に心がないし、なにより光を求めている。
でも、それは闇があってこそ求めた世界。

相反する2者が共存すれば、その反動もまた必至。
求める光が強ければ強い程、闇もまた、濃く、深く、堕ちる。
陰と陽の全てを受け入れ、受け流し、静かな心で在ることが理想の形。
そして、魂が落ち着くことのできる人がそばにいてくれたら文句なし!

魂の声に耳を澄ませ、ここ数ヶ月は、本当に楽しくて発見の多い充実した日々を過ごしていが、
その中で感じた世界は、頭の中でイメージばかりがふくらみ、なかなか形になっていかない。
どうにも、、、歯がゆいこの感じ。
光の新世界にとまどっているのか。

素敵な人の、素敵なお家、素敵ではないお風呂の壁画が「光と闇」作品第一号になるのかな。
どんな新世界に出会えるのか、本当に楽しみ。

無限の光と底なしの闇。
得体の知れない魅力。


WISH.

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